コンサルタントの選定
2005-08-16
僕の場合は個人事務所なので、他のISOコンサルティング会社の契約社員としてクライアントに訪問することもある。ISOの審査員で他のコンサルタントが実施した内容を見ることもある。また、ISO認証取得後にシステムを簡素化して欲しいということで、コンサルに入ることもある。
今まで、多くのコンサルタントが実施した仕事を見てきた。コンサル会社や、人そのものにそれぞれ特徴があるのは理解出来る。
しかし、力量の無いコンサルタントがあまりにも多い!だから、ISOは駄目だとか無駄だとか言われるんです!
定年退職後の暇つぶしとか、ISOはおろか社会経験の少ないようなコンサルタントで一体何が出来るというんだろう?”経営”そのものを理解していないコンサルタントによる指導(?)ほど、役に立たないものは無い。
ISOコンサルタント会社を選定する時は、以下の点を十分に考慮して欲しい。
1.コンサルタント会社ではなく、実際コンサルタントを行う”人”の力量。
⇒【資格】審査員補以上かどうか。
【経験】今までの実績(会社の実績ではなく、個人の実績)
その業界の内容が分かるか
2.専門知識の有無
⇒これは、ほとんど必要ない。
ただしセクター規格(自動車、医療、食品安全等)の場合は必須となるので特に注意
3.人間性
⇒コンサルタントと長くお付き合いできそうな人柄か。先生呼ばわりされることに慣れきっていないこと。
4.費用
⇒必要であれば、最後に費用を考えて下さい。恐らく1-3を考慮した時点で自ずと、コンサルタントは決定されると思いますが…
■結論
コンサルタント会社の実績等ではなく、コンサルタント個人の業務経歴書等を十分に確認する必要があります。営業マンとだけ話をしているのでは、駄目です!
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