何のための手順書か
2005-08-16
朝からISO9001+14001運用支援。このクライアントの希望は、複合マニュアルの作成及び、システムの簡素化ということで、約1年掛けてじっくり意味のある仕組みを再構築している。
今日も下位文書を複合マニュアルに入れる作業をしていたのだが、あまりに色々な「規定文書」が出てくるので、一体どの位あるのかを確認してみた。
ISO9001に関する規定 4文書
ISO14001に関する規定 5文書
共通の規定 15文書
合計で、24も規定が存在していた。認証取得時(2年前)は更に多かったというから驚きだ。ちなみにこの企業の従業員数は僅か12名。
少人数の会社は、規定など作成せず、全て「マニュアル」に入れるほうが簡単でいい。
1箇所修正したら、関連する文書をも修正しないといけなくなる。
また、誰もが知っているようなことは、手順書(規定)として意味を成さないので、その辺は文書にする必要は必ずしも無いことにも注意したい。(ISO9001、14001の要求となっている場合は別)
これから、規定を”0(ゼロ)”にしてマニュアルの中に入れていきます。意味のあるシステム、文書を作成するように構築していこうと思う。
tag :