そういう考えもあるのかな

2008-06-10

今日は三重県内の食品会社でISO22000のコンサルティングでした。


食品安全目標を検討しようということで話会いをしましたが、1つはクレームの削減にしました。この目標は食品安全に関する部分だけをピックアップしても目標とします。


もう一つは、ある部長からの意見でしたが、「包装不良(包装が上手くいかずに再包装する)を減らすという目標はどうか?」ということが話題に上がりました。
「包装不良を直すのは、包装資材、その時間の人件費も含めると会社としては馬鹿にならない金額が掛かっている。」というのです。


色々な考えがあると思いますが、私の答えは「包装不良率の削減というのは、食品安全目標になりうる。」というのが結論です。


「ISO9001や、ISO14001における目標であれば、上記のような目標でも問題ないけど…」という方も多いと思います。
では何故、ISO22000の食品安全目標に成りえるのか?
⇒再包装ということは加熱処理した食品を再度、はさみ等で開封し、人の手で触れる(もちろん手袋等はしてますが…)、その時に一緒に充填しているソースなども零れることが予想されます。
⇒加熱処理した食品が再度汚染される可能性がある。
⇒再包装をできるだけ少なくすることで、再汚染を予防出来る。
⇒食品安全目標として妥当。


こういう構図になると思います。もちろんこのような目標で、食品安全が向上するばかりか、人件費、包装資材費も削減できて、なおかつ環境にもやさしい製造ができるということが分りました!


このような目標にすると、実際の従業員も「自分は一体何のために、何をすべきか」が良く分り、取り組み易いと思います。


ISO22000に取り組んでいる会社の多くは食品安全目標として「クレームの削減」を目標にしていると思いますが、クレームは世間の状況により左右される(例えば今年最初の中国餃子事件のときは、そのあおりを食ってただ単に冷凍食品を製造しているだけでそれまで、1月に数十件だったクレーム等が、1月に1000件以上になった。という会社もあったほどです。)ので、自社の努力だけではどうにもならない可能性がある点が否定できません。


食品安全目標を何にしようか迷っている会社の方は是非参考にしてみてください!


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