承認とは? 検証とは?
2008-12-25
25日、クリスマスは東京タワーの近くでISO22000コンサルでした。
ISO22000食品安全マネジメントマニュアルを作成している途中ですが、お客さんが少し混乱しているISO用語があるので、ご紹介いたします。
承認と検証という言葉です。ハンコを押すという行為がどちらにも伴うため混乱すると思いますが、少々違いがあります。
承認とは…”文書”を作成した時に、これで間違いないので、この手順(文書)で仕事をしてもよい。ということを認め、(一般的には)責任者が判子を押すこと。
⇒(文書化した)手順(書)が問題無いか責任者が確認すること。
検証とは…仕事が適切に実施されているかどうか従業員が実施した仕事(作業日報、チェックリストなどの”記録”)を責任者が確認し「問題なく仕事ができた」と判子を押すこと。
⇒(文書化された)手順通りに仕事ができているかどうか、期待通りの結果になっているかを責任者が確認すること。
*一言でいえば、文書に押すハンコは”承認印”で、記録に押すのは”検証印”と思っていれば概ね間違いありません!
*ISO22000で言う検証(ISO22000 7.8項参照)には「ハンコを押す」という以外の検証方法もありますので、今回の記述がすべてでは無いことに注意してくださいね。)
久々に真面目な記事書いたら疲れました(笑)…
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